PMSに有効な漢方5種類
桃核承気湯(とうがくじょうきとう)は血の巡りを正しホルモンバランスを整える作用があるためPMSに有効。特におすすめな人が
比較的体力がある方
のぼせやすく便秘しやすい方
うっ血や浮腫みやすい方
月経不順や月経困難、月経痛、更年期障害といった症状に大変良く効き、便秘や血行改善にも働くため代謝が落ちている方がダイエット目的で使用される事も
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は精神安定作用や血行改善、浮腫み、倦怠感といった症状に有効なPMS漢方。この中に含まれる成分は10種類ありますが中心となる3種類(柴胡、芍薬、当帰)の生薬成分が特によく働き、柴胡は抗ストレス作用、芍薬は筋弛緩作用、当帰は血管拡張作用を持つ。
PMSの際に
イライラしやすい方
情緒不安定になる方
頭痛・肩こりといった痛みが起きやすい方
に特に効果があります。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は女性の体のトラブル全般に良い漢方と言われている。例えば生理異常、冷え、浮腫み、倦怠感、貧血、疲労感、動悸、めまいなど生理前後に起こりやすい症状に効果が期待
ただし虚弱体質の方向けの漢方なのでそれ以外の方ですと副作用が出る可能性もあります
女神散(にょしんさん)はのぼせの改善、熱を取り除く作用、産前産後の神経症状、月経不順や更年期障害、自律神経失調症等に有効な漢方。ですからPMSの際の自律神経失調症の乱れやのぼせにも効果的ですが、それらの症状がある比較的体力がある方向けの漢方
加味逍遥散(かみしょうようさん)は特に抑うつ、不安、不眠、疲労感、無気力といった精神状態に有効で、さらに血流を整える作用があるため生理時や更年期障害、PMSの際も浮腫みや体の痛みを解消しつつイライラや不安な気持ちを抑えてくれます
ただし即効性はありませんのでじっくりと時間をかけて使用するのがお勧め
抑肝散(よくかんさん)は「肝」という精神状態、感情を整える事を現す文字が使われているようにイライラや興奮などの心の状態に有効な漢方。PMSでは特にイライラ、興奮、感情の高ぶりを実感される方にお勧め
漢方薬の購入方法
漢方薬は病院で処方してもらうことができます。漢方を扱う病院と、取り扱いがない病院があります。
ですから漢方薬の処方をご希望の場合は、事前に調べたり病院に問い合わせるなどしてみましょう
漢方専門医がいる病院もある
漢方薬は東洋医学であり、副作用が少ないといわれています。西洋医学の対処療法とは違い、症状を根本から治すという作用が期待できます。なので漢方の人気は高まっているのです
病院ではお医者さんに相談することができるので、より安心できるという方も多い
ドラッグストアや薬局などで購入することもできます。お仕事などが忙しく、病院に行く時間が取れないという方にあってる購入方法。ドラッグストアなら、営業時間に行くだけで手軽に購入することができるので!
必要であれば薬剤師や登録販売者から説明を受けることも
初めて購入する場合は、説明を受けたほうが安心。服用方法がわかったら、説明を受けなくても手軽に購入することができます。また日曜日や祝日など、病院が開いていないときでもドラッグストアなどで手に入れることができるので便利
漢方薬局でも、漢方を購入できるのです。漢方薬局は、なじみがないという方も多いかと思います。しかし、漢方薬局は漢方に詳しい薬剤師さんなどがいるので、安心して購入できる
購入方法は、ドラッグストアなどと違います
漢方薬局では、その人に合った分量などを考慮してくれるのです。オーダーメイドのようなものです。
ですから、安心して飲むことができますが費用は少々お高い場合もあります。しかし、体調の相談にも乗ってくれますので、お悩みの方は試す価値があるのです。
PMSを漢方薬という選択肢、メリットとデメリット
漢方のメリット 症状の改善に副作用の少ない点
漢方薬とは日本では中国(漢)を発祥とした東洋医学で用いられる自然由来の薬のことです。現在の治療で使われている化学的に合成された薬とは異なり、漢方薬では自然の植物や鉱物を用いて、身体で起こっているPMS等の問題をゆるやかに改善することが目的
メリットは、長い歴史の中で研究が積み重ねられてきているということであり、また経験則によりその効能や副作用のこともわかっているという事。漢方薬そのものは自然から由来するものですので、化学合成された薬とは異なり強い副作用が少ないといった点もあります
漢方のデメリット 即効性がない事と価格が高い
一方で漢方薬のデメリットは化学合成された薬と異なり、即効性がないことが挙げられます。もともとゆるやかに改善することを目的としている為で体内に取り込まれて効能を発揮するまでにタイムラグが発生するため。反対にゆるやかに吸収されるぶん身体に馴染むのに時間が掛かるので副作用が出にくいといえますが、即効性が欲しいという場合にはやや不向き
漢方薬は化学合成された薬とは異なり、天然の物質を由来としており、その希少性から価格が高いといったことがあります
また健康保険の適用を受けることができない為、病院で処方される薬とは異なり、全額自己負担で薬代を払わなければなりませんし、厳密な漢方薬は患者の症状を見ながら処方するので、価格がかなり高額になる
価格の安い PMSサプリがおすすめ
漢方薬は自身の自然治癒力を高める事で症状を改善するというものです。この考え方は民間療法やPMSサプリも同様になります。そのため漢方ではないものの漢方のような効果を期待するPMSサプリも販売されています
代表的なPMSサプリはルナベリー
PMSは生理前に現れる辛い症状の事で、これらを改善する事を目的としたものがPMSサプリです。PMSサプリに含まれるものは古くからヨーロッパなどの民間療法で使われてきた植物がメインに配合。その中には漢方薬にも使われているものもあります
PMSサプリのルナベリーはメリットとしては、漢方とは異なり価格が安いということです。また価格が安いので継続的に利用できるものメリットといえます。初回無料で試す事が出来るので試してみると良いかと思いますよ!