アルコールやお酒の効果は一時的
ホルモンバランスの影響で体調が悪くなるのがPMSです。生理現象なので仕方ないと言えばそれまでですが、日常生活に支障をきたすほど症状がひどい方もいます。
そんな場合は専門クリニックで治療を受ければいいのですが、そこまでではないけれどなんだかイライラする、この症状をどうにかしたいという女性も多いのです。そんな時についつい走りがちなのがアルコールやお酒です。
PMSの原因の一つが血糖値の低下で脳の働きが低下していることと言われます。アルコールによって血糖値が一時的に上がるので、脳の働きが向上、それにリラックス効果で症状が楽になるのです。
ただこれは一時的なものでPMSの根本的な解決にはなっていません
継続摂取することで依存症になることも
一時的にでも楽になるなら、飲酒でもいいのではと思われるかもしれません。確かに適量ならいいですが、女性は男性に比べて肝機能が弱いため、少量の飲酒でも継続することで依存症になりやすいという問題があります。
しかも生理前にはエストロゲンが増加するのも問題
と言うのはエストロゲンには肝臓でアルコールを分解する能力を低下させる作用があるからです。通常でも男性よりもアルコール分解能力が低いところに、生理前のエストロゲンが多い分解能力が低い時期に飲酒することで、二日酔いなどの可能性も高まりますし肝臓に大きな負担をかける結果となるのです。
それではますますストレスがたまってPMSの症状の悪化につながりかねません。
適量飲むなら問題なし
PMSの改善のために飲酒するのはやめた方がいいでしょう。ただ、絶対に飲んではいけないというわけではありません。普段から晩酌習慣がある人が、突然禁酒したらそれがストレスとなって症状の悪化につながる可能性もあります。できれば禁酒がベストですが、それが無理なら量を控えることです。適量であれば、血行がよくなりますし、リラックス効果も期待できます
ただ覚えていてもらいたいのが飲酒は一時的に楽にするだけの対処療法に過ぎない、つまり根本的な解決策ではないことです。毎日の生活に支障をきたすほどの辛い症状に悩んで、本気で改善したいならチェストベリーが入っているPMSサプリなどが良いかと。
チェストベリーとは？
イタリアニンジンボクとも呼ばれるチェストツリーと言うものがあります。これは地中海地方や中央アジア原産で、灌木状の低木です。その果実がチェストベリーと呼ばれています。太古の昔から健康素材として親しまれてきました。
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